ファッションデザイン ソフト、「ファッションデザイナー」のご紹介。
すでに用意されている、「シルエット本体」、「えり」、「そで」、「ポケット」、「ボタン」などのリストの中から適切なシルエットを選択して、1つのシルエットを作成します。
ファッションデザイナーでは、「合わせ」、「中央切り替え」、「切り替えなし」の3つのタイプのシルエットがあります。
用意されたシルエットで、選択できるのは、この3タイプのうちのいずれかになります。
「合わせ」とは、中央でボタン合わせ、中央でジッパーなどのデザインをする場合に選択します。
「中央切り替え」とは、中央で切り替えのあるタイプで、左右で、別々の色やテクスチャーを設定する場合に選択できます。
「切り替えなし」とは、中央で切り替えはなく、シルエット一面をデザインできます。
ジャケットやブラウスなどの、トップスでは、セットインそでとラグランそでがあります。デザインに応じて、用意されたシルエットのセットイン用、ラグラン用を選択します。 セットイン用のシルエット本体が設定されている場合には、セットイン用のそでを選択します。ラグラン用は設定できません。 ラグラン用のシルエット本体が設定されている場合には、ラグラン用そでを選択します。セットイン用は設定できません。
ファッションデザイナーでは、スタンドえりとフラットえりの2タイプを用意してあります。
デザインに応じて、選択します。
用意されている、「シルエット本体」「えり」「そで」などではなく、自分のオリジナルシルエットを選択したい場合は、 独自のシルエットを作成して、ディスクへ保存しておき、ロードして、選択します。
スタイルウインドウを新規作成すると、中央に、ボディーが表示されます。このボディーは、新規作成時に選択することもできますが、 その後も、ボトムツールの[変更]ボタンで、色を自由に設定できます。 また、表示したくなければ、隠すこともできます。
スタイルウインドウへ設定されたシルエットを変形 (形を自由に変える) するには、ボトムツールを使用します。
変形の仕方には、主に、「カーブ接続ポイント移動」、「コントロール移動」、「コントロールポイント追加or削除」、
「ポイント切り替え」、「コントロール引き出し」などがあります。
スタイルウインドウ内に表示されるシルエットを拡大/縮小します。全身が表示されるサイズにするには、「全身」ボタンを押します。
グリッドチェックボックスをONにすると、グリッド(格子状のライン)が表示されます。位置を確認する場合などに利用できます。 コントロールをドラッグ移動する場合に特定位置に移動する場合は、スナップチェックボックスをONにしておきます。スナップは、グリッドがONの状態で機能します。
スタイルウインドウ内のシルエットを表示するモードには、「オブジェクト」、「アイテム」、「セットアップ」の3つがあります。
オブジェクト」表示モードは、選択されたオブジェクト(シルエット本体、えり、そで、など)のみを表示します。その他のオブジェクトは表示されません。
「アイテム」表示モードは、選択されたオブジェクトが属しているアイテム(ジャケット、スカート、パンツなど)を表示します。そのアイテムのみ表示され、その他のアイテムは表示されません。
「セットアップ」表示モードは、2つ以上のアイテムが設定されている場合に、セットアップ設定されたアイテムを表示します。
例えば、ジャケットの「シルエット本体」、「えり」、「そで」、がスタイルウインドウ上に設定されているとします。
このとき、「えり」を選択したとします。
「オブジェクト」表示モードの場合は、選択した「えり」のみが、画面上に表示され、他の「シルエット本体」「そで」は表示されません。
「アイテム」表示モードの場合は、「シルエット本体」、「えり」、「そで」のどれを選択しても、「シルエット本体」、「えり」、「そで」が表示されます。
「セットアップ」表示モードの場合は、例えば、「ジャケット」、「ブラウス」、「スカート」の3つのアイテムがスタイルウインドウ上に設定されているとします。
セットアップ設定で、「ブラウス」と「スカート」の組み合わせで設定した場合、セットアップ表示モードにした場合は、常に「ブラウス」と「スカート」の組み合わせで表示されます。
スタイルウインドウ内に設定されたシルエットの色を変更します。カラーバー、色チップ、パレットなどの色で、色設定し、「色相」、「彩度」、「明度」などを調整します。
ファッションデザイナーには、いくつかのデフォルトパレットが用意されています。それらをロードして、使用します。 自分で色を選んで、独自のパレットを作成するには、カスタムパレットを作成して保存し、必要なときにロードします。
スタイルウインドウ内に設定されたシルエットへテクスチャー設定します。テクスチャーは、すでに用意された中から選択するか、カスタムテクスチャーとして、自分で作成します。 テクスチャー設定する前に、色設定されている場合は、その色は保存され、テクスチャーとその色を切り替えることができます。 すでにテクスチャー設定されている場合に、新たにテクスチャーを選択した場合は、以前のテクスチャーは削除され、新たなテクスチャーが設定されます。
自分独自のテクスチャーを作成できます。テクスチャー編集ダイアログ上で作成して、ディスクへ保存しておきます。 保存されたカスタムテクスチャーを使用するには、テクスチャーアイテムで、「カスタム」の項目を選択します。
オブジェクトメニューには、シルエットの各カーブへ設定される、「リブ」、「シャーリング」、「ライン/ドット」、「ギャザー」と 自由に移動可能なオブジェクトとしての、 「ダーツラインオブジェクト」、「シャーリングオブジェクト」、「ギャザーオブジェクト」、「塗りオブジェクト」、 「面分割オブジェクト」、「自由描画オブジェクト」、「テクスチャーオブジェクト」、「文字オブジェクト」があります。 シルエットを選択して、これらのメニューを選択し、編集ダイアログを表示して設定します。
シルエットの一部分として描画したい場合は、オーバーレイオブジェクトで表現します。
追加ドレープの描画や、そで先の折り返しの表現、ボア部分の表現などは、オーバーレイオブジェクトとして描画できます。
オーバーレイオブジェクトは必ず、シルエット(シルエット本体、えり、そでなど)に属します。
フリーオブジェクトは、シルエットに属さない独立したオブジェクトです。
シルエットとは別に、スカーフ、ストールなどを自由描画して、シルエットに合わせたい場合などに使用できます。
シルエットの片方の側の形を編集した場合、反対側も同じ形にしたい場合があります。このような場合、「左右を同じにする」ボタンで、 同じ形にすることができます。
シルエットのカーブへスカラップなどの形状を設定する場合には、ボトムツールの「飾りカーブ」を使用します。
色編集で、透明度を調整して、シルエットに透過効果を設定することができます。
シルエットを作成して、それをコレクションデータとして保存しておけば、後で、そのデータの中から好きなシルエットのみを集めて、マイコレクションを作成できます。 そして、その一覧をプリントできます。
スタイルウインドウ内に作成したシルエットを印刷します。複数のスタイルウインドウがある場合は、アクティブなスタイルウインドウが印刷ターゲットになります。 コレクションの一覧を印刷する場合は、[コレクション]メニューで、コレクションを表示して、そのダイアログ上から印刷します。
完成したシルエット(ジャケット、ブラウス、スカートなど)は、ファイルとして保存しておきます。 再度編集したい場合は、そのファイルをオープンします。
シルエット作成時に選択するアイテムタイプは、
ジャケット、ジャンパー、ブラウス、ニット、トップス、ワンピース、ワンピースドレス、ドレス、コート、
パンツ、ショートパンツ、スカート、タンクトップ、べスト、ビスチェ、ブラ、キャミソール、
アンダーパンツ、水着トップ、水着ボトム、水着ワンピース、ボディーウエアなどです。